車いすサービス
概要
デルタ航空は、手動式または電動式の移動器具または移動補助器具を無料でお預かりします。 こうした補助器具は、超過手荷物料金の対象にはなりません。また、受託手荷物の重量制限も適用いたしません。 複数の車いすまたは補助器具をお持ちでも、超過料金はかかりません。
補助器具に使用する予備の電池をお持ちになることができます。
必要な車いすサービスのコードをお客様のPNRのSSRに事前にご入力ください。
ご注意：お身体の不自由なお客様に最善のサービスをご提供できるよう、適切なSSRで必要な車いすサービスをリクエストしてください。一部の旅程のみに車いすサービスを必要とされる場合でも、すべての区間にSSRを入力してください。
SSRコード |
説明 |
WCBD |
ドライバッテリー式の車いすをご使用のお客様 |
WCBW |
ウェットバッテリー式の車いすをご使用のお客様 |
WCHC |
車いす 機内の座席まで必要。おひとりで移動することができず、飛行機の乗り降りに車いすが必要なお客様
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WCHR |
車いす 長距離の移動に必要。車いすをタラップに用意 おひとりで階段の昇降、機内の座席への移動はできるが、搭乗するまで、および降機後の移動に車いすが必要なお客様
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WCHS |
車いす 階段の昇り降りができない 階段の昇り降りはできないが、機内の座席への移動はできるお客様 搭乗するまでと降機後の移動に車いすが必要で、階段では持ち上げての昇降が必要
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WCMP
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車いす 手動式（お客様ご自身で移動）
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WCOB
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機内用車いす 航空会社が提供
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ご注意：MAASのSSRはBLND、DEAFまたはDPNAのコードが必要な、お身体の不自由なお客様にのみご使用ください。付随するSSRがないMAASはサービスを保証できません。車いすサービスが必要なお客様には、上記のSSRをご使用ください。
- お客様のご予約にSSRを追加する方法についてのご質問は、各GDSのヘルプデスクまでお問い合わせください。
- 特定のSSRの入力に関してご不明な点がありましたら、グローバルセールスサポートまたはデルタ航空予約センターまでお問い合わせください。
お身体の不自由なお客様についてのご質問
お身体の不自由なお客様にご利用いただけるサービスについてご質問がございましたらグローバルセールスサポートまたはデルタ航空予約センターまでご連絡ください。
機内でご利用いただける車いす
主要路線の機材すべてに機内用車いすをご用意しています。この車いすは、機内の通路幅に合うよう特別に設計されており、化粧室（ラバトリー）への移動にもご利用いただけます。客室乗務員はこの車いすの取り扱いについて訓練を受けており、お客様がご利用になる際にはお手伝いをさせていただきます。ただし、客室乗務員はお客様の車いすの乗り降りの際の介助を承ることはできません。介助が必要な場合には付き添いの方にお願いいたします。この車いすは機内専用であるため、機外に持ち出すことはできません。お乗り継ぎ空港では、空港用車いすをご利用いただけるよう別途手配いたします。
デルタ・コネクション：
CR7型機（65席）、CR9型機（76席）、E170/175型機の各機材に、機内用車いすを備えています。
- 機内用車いすをリクエストするには、お客様の予約記録にSSRを入力してください
- 例：SSRWCOBDLSS1 **PSGR REQUIRES ON-BOARD WHEELCHAIR
ご注意：上記以外のデルタ・コネクションの機材は、機内用車いすに対応していません。
ご自身の車いすのお取り扱い
デルタ航空では、以下のようなあらゆるタイプの車いすを、お客様と同じ便でお預かりしています：
- 折りたたみ式車いす、および折りたたみのできない手動式の車いす
- 電動／バッテリー式車いすおよび予備の車いす用バッテリー1点
- 電動カート、スクーター、および予備の車いす用バッテリー1点
- 松葉杖、下肢装具、その他の補助装具
バッテリー式車いすをお預けになるお客様は、48時間前までにデルタ航空にお知らせください。少なくとも出発の1時間前までに、発券カウンターで搭乗手続きをお済ませいただくようお客様にご案内ください。
- SSRにパーソナル車いすサービス（WCMP、WCBDまたは WCBW）を入力し、ご利用の車いすタイプが分かるようにしてください。
- 例： 4SSRWCMPDLSS1**PSGR HAS SPORT WHEELCHAIR
車いすお取り扱いフォーム
お客様がご自身の車いすをお持ちになる場合、車いすお取り扱いフォームを印刷してご記入いただくと便利です。繰り返し使用できるように、記入済みのフォームをクリアファイルに入れるか、ラミネートしていただくようお客様にご案内ください。車いすの座席または背もたれに貼付してください。
客室内の収納
ご自身の折りたたみ式車いすをお持ちのお客様は、優先搭乗の際に、機内への収納をお申し付けください。機内の収納スペースに収納できるサイズと重量の基準を満たしている場合に限り、折りたたみ式の車いすを機内に収納いたします。航空機によっては機内の収納スペースに限りがあり、お持ちになった車いすを収納できない場合もあります。あらかじめご了承ください。機内にお持ち込みになる車いすに関しては、他の機内持ち込み手荷物より優先して対応いたします。
ご注意：バッテリー式または電動スクータータイプの車いすは機内には収納できません。受託手荷物またはゲート預かりの手荷物（ピンク色のタグ）として、貨物室でお預かりします。
車いすのお預け入れ
お客様の車いすはチェックインカウンターまたは搭乗ゲートにてお預けいただけます。その後、空港内ではデルタ航空の車いすをご利用いただけます。
分解を必要とする電動車いすは、適切なお取り扱いを手配するため、チェックインカウンターにてお預けいただきますようお願いいたします。シートクッションやフットレストなど取り外しのできる部品については、機内に持ち込めるほか、受託手荷物として車いすとともに貨物室にお預かりもできます。
電動／バッテリー式車いすを直立のままの状態で航空機の貨物室のドアから搭載できる場合、または貨物室に直立のままで収納できる場合は、分解する必要も電池を取り外す必要もありません。
車いすを分解する場合、デルタ航空スタッフへの取扱説明書のご提示が必要な場合があります。組立／分解説明書、およびご使用の電池タイプを明記した書面を車いすに貼付していただくようお客様にご案内ください。ご自身の車いすをお持ちになるお客様には、車いすお取り扱いフォームにご記入いただくことをおすすめします。繰り返し使用できるように、記入済みのフォームをクリアファイルに入れるか、ラミネートしていただくようお客様にご案内ください。車いすの座席または背もたれに貼付してください。
個人用車いすのお預け入れに関しては、出発ゲートで受託手荷物としてお預けいただき、目的地またはお乗り継ぎ空港の到着ゲートでお返しするように手配することもできます。お乗り継ぎ空港でご自身の車いすをご使用になりたいお客様は、空港で事前にお申し出ください。ただし、特に車いすの分解と組み立てが必要な場合など、乗継時間内に十分な作業時間が確保できない場合、本サービスは提供いたしかねますのでご了承ください。乗継時間が短い場合には、デルタ航空の車いすサービスをご利用になることをおすすめします。
連邦政府規定
ほとんどの場合、デルタ航空およびデルタ・コネクションでは、電池式車いすご利用のお客様は、電池を外さずに車いすをゲートでお預けいただけます。電池を外さずに車いすやスクーターをお預かりするためには、補助機器の電池に欠陥がなく、器具と一体化した硬質なケースに収められていなければなりません。また飛行中の誤起動を防止するため、以下のいずれか2つの処置がとられている必要があります。
- 充電器の挿入（バッテリーへの電流を完全に遮断）
- キーの解除およびキーの取り外し（注－航空機へ積載するためにキーが必要となる場合があります）
- キル・スイッチの作動
- 電動アームの取り外し
- スイッチを切った状態でテープ固定（車いすの取り扱い説明書を参照）
ただし、電池の取り外しが必要となる状況が発生する場合もあります。ご出発前にご質問がございましたら、デルタ航空予約センターまでお問い合わせください。CRO (Complaint Resolution Official)デスクにおつなぎいたします。空港でお手伝いが必要な場合は、デルタ航空係員までお申し出ください。
電池
電池および予備電池を必要とする移動機器または補助機器をご利用のお客様でもご旅行いただけます。リチウムイオン電池、ウエットバッテリー、ドライバッテリー、ゲル電池のいずれも以下の規定を満たす場合は受託手荷物としてお預かりいたします。
リチウムイオン電池
1個につき最大160Whのリチウムイオン電池の持ち込みが許可されています。160Whを超えるリチウムイオン電池の機内持ち込みは禁止されています。ご自身の補助器具に内蔵されているリチウムイオン電池は、受託手荷物または機内持ち込み手荷物としてお預かりできます。内蔵されていない（予備の）リチウムイオン電池は、機内にお持ち込みいただく必要があります。100～160Whの予備電池の持ち込みは2個まで認められています。電池の持ち込みについての詳細は、DOT Safe Travel Tips（米国運輸省の安全な旅行についてのアドバイス） および補足ファイルのAcceptance Guidelines（受け入れのガイドライン）をご確認ください。
リチウムイオン電池式の移動補助機器
米国運輸省（DOT）の要請により、下記の連邦政府の制限事項に適合する移動補助機器用リチウムイオン電池は、機内にお持ち込みいただけます。折りたたみ式かつ電池を容易に取り外しできる機器の場合、移動機器の本体電池1個と予備電池2個、合計3個のリチウムイオン電池を機内にお持ち込みになれます。
- 電池1個あたり300Wh未満、または電池1個あたりのリチウム含有量が25グラム未満であること。
- バッテリー端子はショートしないように保護されていること。
- 電池が国連試験基準マニュアルの要件（UN Part III, Section 38.3）を満たしていること。
リチウム電池が機器と一体になっている移動補助機器については、電池のサイズに制限はありません。移動補助機器の電池は損傷しないように保護してください。機器は電源を切った状態で、貨物室にてお預かりします。
予備のリチウムイオン電池
保護されていない（剥き出しの）リチウム電池を受託手荷物に入れることはできません。電子機器（カメラ、ビデオカメラ、BlackBerry 機器、携帯電話、ノートパソコン、医療用補助機器など）に内蔵されていない予備のリチウム電池は、機内持ち込み手荷物としてお持ちいただく必要があります。予備のアルカリ電池は受託手荷物としてお預かりできます。機内持ち込み手荷物にする必要はありません。
機内持ち込み手荷物をその後ゲートでお預けになった場合は受託手荷物として扱われるため、予備のリチウム電池を入れることは禁止されます。
予備のリチウム電池の適切な輸送方法：
- 予備の電池は機内持ち込み手荷物としてお持ちください。
- 予備の電池は、偶発的な起動またはショートを防ぐために、購入時の包装と同じ状態で収納します。
- 購入時と同じ状態で包装または保護されていない場合は、予備の電池が他の電池や金属に接触しないよう隔離することによって、電池端子を効果的に絶縁します。各電池を専用の保護ケース、ビニールのバッグまたはパッケージに入れてください。ばらばらになった電池が、コイン、鍵、アクセサリーなどの金属製品と接触することがないようにしてください。
- 保護されていないリチウム電池は、端子を分離してショートを防ぐために、電池の接点の周りにテープを貼る必要があります。
- 電池が粉砕または破壊したり、高い圧力を受けたりすると、内部でショートを起こしオーバーヒートすることがあります。このような事態を避けるための措置を行ってください。
電池の持ち込みについての詳細は、DOT Safe Travel Tips（米国運輸省の安全な旅行についてのアドバイス） および補足ファイルのAcceptance Guidelines（受け入れのガイドライン）をご確認ください。
リチウム金属電池
1個につきリチウム含有量最大2グラムまでのリチウム金属電池の持ち込みが許可されています。リチウムを2グラム以上含むリチウム金属電池を旅客機で輸送することは禁止されています。電子機器に内蔵されているリチウム金属電池は、受託手荷物としてお預け、または機内持ち込み手荷物とお持ちいただくことが可能です。機器に内蔵されていない（予備の）リチウム金属電池は、機内持ち込み手荷物としてのみお持ちになれます。ショートしないように保護してください。
電池の持ち込みについての詳細は、DOT Safe Travel Tips（米国運輸省の安全な旅行についてのアドバイス） および補足ファイルのAcceptance Guidelines（受入れガイドライン）をご確認ください。
ウェットバッテリー 液漏れの可能性がある電池
ウェットバッテリーは液漏れの可能性があるため、航空機での輸送には特別の準備が必要となります。電池はショートしないよう端子に絶縁措置をとる必要があります。車椅子を直立させた状態で航空機の貨物室のドアから搬入できない場合は、電池を取り外させていただきます。取り外した電池は、連邦政府の「危険物」取り扱い条件をすべて満たすために、デルタ航空の電池ボックスに入れて輸送します。破損および液漏れのある電池を輸送することはできません。
ドライバッテリー 液漏れの可能性がない電池
ドライバッテリーまたはゲル電池は液漏れの可能性がないとみなされ、取り扱いに関する要件は比較的少ないものとなっています。車いすが直立でも搬入できる場合、電池を備え付けたまま輸送できます。車いすは、航空機内で誤起動する可能性がないことを確認したうえで収納できますが、誤起動の可能性がある場合は、輸送中にショートが起きるのを避けるため、係員が電池用ポストコネクターから電池を取り外し、各ポストコネクターをテープで保護します。
航空機貨物室のドアの仕様
デルタ航空およびデルタ・コネクションが運航する航空機の貨物室ドアのサイズによっては、貨物室に収まらない車いすもございます。
車いすをご利用のお客様がいらっしゃる場合、 航空機貨物室のドアのサイズ を確認のうえ、お客様の車いすが貨物室に収まるかどうかを判断してください。また、お客様の予約記録に入力するため、グローバルセールスサポートまたはデルタ航空予約センターにお客様の車いすのサイズ（高さ x 幅 x 奥行き）を事前にお知らせください。フットレスト、ヘッドレスト、クッション、アームレストなどの取り外し可能な部品を外してから、サイズを計測し、車いすが規格内かどうかを判断してください。
お客様が DL 便名／DL 運航のフライトでご旅行の場合、旅行会社は Fly Delta アプリを使用して、お客様の代わりに PNR に寸法を追加することもできます。 この情報を Fly Delta アプリ経由で提供するために、旅行会社は以下の方法を利用できます。
- 「旅程」にアクセスし、既存の予約をクリック
- 既存の予約内で、「Accessible Services」の有効化タブを選択
- 「Mobility Assistance」(移動のお手伝い） を選択
- 「私個人の補助器具を使います」 を選択
- 機器の寸法や飛行機の乗り降りにお手伝いが必要な場合など、追加情報を入力
- リクエストを保存
