スケジュール変更および航空券のリバリデーションに関する概要   

 スケジュール変更が発生する理由

航空会社はさまざまな理由で定期的にフライトスケジュールを変更します。スケジュールが変更される理由の例(これらを含むが、これらに限定されない):

  • 季節的需要

  • 夏時間から標準時間へ、またはその逆の時間変更

  • 新路線

  • フライト番号または運航時間の変更

  • 運航廃止されたフライト

ほとんどのスケジュール変更は、旅行前7日以前に発生します。

 


スケジュール変更プロセス

スケジュール変更が発生した場合、旅行会社は、影響を受けた旅行会社の各PNRについてメッセージを受信します。デルタ航空は、旅行会社のPNRをデルタメッセンジャーで送信し、お客様に通知します。PNRは更新され、ほとんどの場合その航空券はリバリデーションされます。OSI特記事項がPNRに追加され、旅行会社はその通知のステータスを閲覧できるようになります。

ご注意:旅行会社は、複数のスケジュール変更通知を受け取る場合があります。再発券が必要な場合、スケジュール変更を了承した後すぐに航空券を再発行する必要はありません。お客様のご旅行計画と旅行会社のご都合の良いタイミングで再発券してください。

 


リバリデーション済みの航空券

リバリデーションにより、航空券は旅行会社側のコントロールを保持します。通常の業界標準に従って、GDSはデルタ航空に表示申請をすることから、旅行会社が航空券表示をする際にはリバリデーションデータも自動的に表示されるので、航空券がリバリデーションされたことが分かります。 

リバリデーションによって変更された便名、日付、時間、および予約クラスが影響を受けたクーポン上に表示されます。この情報はリアルタイムであるため、旅行会社は最新のeチケットを見ることができます。また旅行会社によって再発券の必要がなく、航空券はチェックイン可能な状態であることが分かるようになっています。

  • PNRの旅程とETKTデータが完全に一致する場合、航空券はデルタ航空によってリバリデーションされています。旅行会社による再発券の必要はありません。お客様はチェックインが可能です。

  • PNR内の旅程とETKTデータが一致しない場合、旅行会社は通常のスケジュール変更ガイドラインに基づいて航空券を再発行する必要があります(下記のガイドラインをご覧ください)。

ご注意:スケジュール変更が発生し、航空券がリバリデーションされるまでには最大72時間を要します。スケジュール変更が発生してから72時間を経過しても航空券がリバリデーションされていない場合、旅行会社は旅行者がフライトにチェックインできるように、同額の交換発行として航空券を再発行する必要があります。 

 


リバリデーションされていない航空券

すべてのスケジュール変更のうち約20%は、オートリバリデーションされません。発券元の旅行会社がPNRを更新し、手動で航空券を再発行し、お客様に変更をお知らせする必要がある場合のリストを次に示します。

ご注意:下記はリバリデーションされないケースの最も一般的な状況をご説明するものです。

  • 代替便が予約されていない(例:UNセグメント)

  • 代替便が最低乗り継ぎ時間(MCT)を満たしていない

  • フライトクーポン数に変更が必要とされる旅程

  • PNRにeチケットがない

  • 代替便が、以前のフライトより48時間以上後のフライト

  • スケジュール変更により乗り継ぎが不可能になるため、他のフライト、日付、時刻で再予約する必要がある

  • ノンストップ便から乗り継ぎ便に変更された旅程

  • 他の航空会社の航空券番号で発券された航空券

  • 他の航空会社のセグメントを含む航空券

  • 「G」または「C」のヘッダーがついたPNR

  • 特別なSSRが含まれるPNR(例:UMNR、PETC、MEDA)

デルタ航空が航空券をリバリデーションできない場合、旅行会社は手動で航空券の再発券を行う必要があります。

 


ご了承いただけない再予約

お客様のPNRが再調整されていない場合、またはデルタ航空が提供した再予約がお客様のご了承を得られない場合、旅行会社は、提携旅行会社のためのスケジュール変更およびイレギュラー運航再予約ポリシー に記載されたガイドラインに従って、それに代わる再予約を行うことができます。


デルタ航空とヴァージン・アトランティック航空間のインターライン契約によるリバリデーション

新しいインターライン契約によるリバリデーションプログラムは、デルタ航空とヴァージン・アトランティック航空(VS)間で実施され、2019年11月13日以降に発生したリバリデーションの処理に適用されます。

インターライン契約によるリバリデーションプログラムは、リバリデーションを行う航空会社のシステムでマスターチケットの記録を更新し、旅行会社が発券した航空券が影響を受けたクーポンの旅程に一致するようにし、再発行を不要にします。旅行会社は、eチケットの記録(ETR)を表示することで更新を簡単に確認でき、PNRの旅程に一致していることを照合できます。

ETRがPNRの旅程に一致しない場合、旅行会社は手動で航空券を再発券する必要があります。

  • ヴァージン・アトランティック航空(VS)が運航する区間を含むDL 006航空券に関しては、VSが自社運航するフライトのクーポンをリバリデートすると、リバリデーションメッセージがDLに送信され、DL 006航空券のVSクーポンがVSから送信されたリバリデーション記録と一致するように更新されます。

  • DLが運航する区間を含むVS932航空券に関しては、DLが自社運航するフライトのクーポンをリバリデートすると、リバリデーションメッセージがVSに送信され、VS932航空券のDLクーポンがDLから送信されたリバリデーション記録と一致するように更新されます。

 


ご質問

ご質問がある場合は、グローバルセールスサポートまたはデルタ航空予約センターまでお問い合わせください。

 

 
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