航空券について    更新済み 2023 8月 30日

航空券の意義

IATA規定に従い、航空券は次の役割を果たすものとします:

  • 航空券は、航空券に表示される特定地点間の航路に関する旅客および航空会社間の契約書です
  • 航空券は、航空券に記録された具体的なフライトおよび日付での2地点間の航路に関して承認するものです
  • 航空券は支払いの証拠であり、旅客に領収書を提供するものです
  • 航空券は会計上の記録となります

同じPNR内にある同一人物への複数の航空券 

デルタ航空では、お客様に等しく最高のサービスと利便性を提供するため、PNRごと、旅客ごとに1枚の航空券に限って発行することを強く推奨しています。デルタ航空のシステムでは、同じPNR内にある同一旅客に対し複数の航空券を発行することは可能ですが、同じPNR内にある同一旅客への複数の航空券の発行は、サービスエラーを引き起こす恐れがあります。サービスエラーには以下の内容が含まれますが、これらに限定されません。

  • オンライン、モバイル、セルフサービス・チェックインに関するエラー
  • 手荷物のチェックインに伴う障害
  • ダウンライン区間の偶発的なキャンセル
  • スケジュールの自動的変更および不規則な運用保護に関するエラー

さらに、同じPNR内にある1名の旅客に対し複数の航空券が発行された場合、その航空券が使用されるか手動で更新されるまで、直近に発行された航空券のみが予約に関連付け(フック)されます。関連付け(フック)されていない航空券は、未使用残高としてdelta.comのお客様ウォレットに表示されます。お客様が誤ってその航空券を新規購入に充当してしまった場合、その航空券は、本来予定していたPNRでは使用できなくなります。

デルタ航空では、お客様により良い旅の体験をご提供できるよう、旅客に発行される航空券ごとに、別々のPNRを作成することを推奨しています。


国内線および国際線の航空券の定義

 国内線航空券

国内線の航空券とは、1主権国内全体での輸送を許可するものです。

国際線航空券

国際線の航空券とは、1主権国内の1地点を発着する輸送、他の主権国の領土、委任統治、支配または信託統治内の1地点を発着する輸送を許可するものです。

航空券の有効期間

国際線のご旅程については、航空券は元の航空券の発券日から1年間有効で、この有効期間内に旅程を開始する必要があります。ご出発後は、出発日から1年以内に全旅程を完了する必要があります。 航空券が交換または再発券された場合:

a)完全に未使用の航空券は元の有効期間である1年以内に交換していただく必要があり、交換日に基づき新しい航空券発券期日が与えられます。

b) ご出発後は、出発日から1年以内に航空券を再発券し、全旅程を完了する必要があります。

ご注意:特定の運賃には異なる有効期間が設定されており、この場合はその運賃に関連する具体的な規定が優先されます。

米国50州内、または米国50州、カナダ、プエルトリコ、米国バージン諸島間の旅程については、航空券は発券日から1年間有効で、この有効期間内に全旅程を完了する必要があります。 交換された場合は、旅行が開始されたかどうかに関わらず、元の航空券の発券日から1年以内に航空券を再発券し、全旅程を完了する必要があります。

ご注意:特定の運賃には異なる有効期間が設定されており、この場合はその運賃に関連する具体的な規定が優先されます。


航空券の譲渡

航空券は譲渡することができません。 旅行会社は、他の旅行者の名前に航空券を譲渡/再発券することはできません。


最大区間数

Eチケットに表示できる最大区間数は16です。


PNRのキャンセル待ち区間

PNRにキャンセル待ち区間を加える際には、次のガイドラインに従ってください。

  • キャンセル待ちは、運賃規定がキャンセル待ちを認めている場合のみ、認められます。PNRにキャンセル待ち区間を加える前に、全運賃規定をご確認ください。
  • 1つのPNRで、同一都市間において4便以上のフライトのキャンセル待ちはできません。 
  • 確定済み区間の後に、キャンセル待ち区間を入力してください。

航空券でのウェイバーコードの入力

デルタ・セールスサポートまたはデルタ航空予約センターは、例外を承認した場合、航空券に入力するためのウェイバーコードを発行します。不要なデビットメモの発行、および旅行会社とデルタ航空の双方に追加の管理費が生じることを回避するためにも、ウェイバーコードを正しく入力することが必要とされます。


ウェイバーコード登録および記録方法

  • 発券に際して、チケットデジグネーターが利用されない場合は、チケットデジグネーター欄(運賃ベース/チケットデジグネーター)にウェイバーコードを入力してください。例:フェアベイシスコード/ウェイバーコード - QA7NR/12342X
  • 法人用、旅行会社用または他のチケットデジグネーターが適用される場合は、ツアーコード欄にウェイバーコードを入力してください。
  • チケットデジグネーターおよびツアーコード欄の両方が発券に使われている場合は、エンドースメント欄にウェイバーコードを入力してください。
  • PNRに加えて、必ず航空券にも入力してください。航空券に入力されない場合監査により、デビットメモが発行される可能性があります。

発券は、ウェイバーコードが入力された日と同日に行われる必要があります。同日の発券を怠った場合は、デビットメモが発行されます。

注意:監査目的のために、ウェイバーコードの入力にエンドースメント欄を使用する場合、ウェイバーコードの全体が表示されるように、エンドースメント欄の先頭に入力してください。


Delta Ticket StockでのOA旅程の発券ガイドライン

公示運賃

デルタ航空は、デルタ航空 (DL)、エールフランス航空 (AF)、KLMオランダ航空 (KL)、ヴァージン・アトランティック航空 (VS)、アエロメヒコ航空(AM)、大韓航空(KE)のフライトを1区間も含まない旅程について、旅行会社がデルタ航空(006)航空券番号を使用してeチケットを発券することを認めていません。また、運賃は、デルタ航空の航空券番号での発券を認めているものでなければなりません。

ご注意:特定の例外事項が適用される場合があります。ご質問や詳細は、GDSヘルプデスクにお問い合わせください。

プライベート運賃

旅行会社がデルタ航空(006)航空券番号で他の航空会社のプライベート運賃を発券することはできません。

上記の発券制限への順守を怠った場合は、1つ以上のデビットメモが発行されることになります。


特約の解除

デルタ航空はいかなる理由でも旅行会社の特約を解除することができます。Delta's Travel Agency Accreditation Group(旅行会社認定グループ)より解除をお知らせします。これにより、次にあげるような旅行会社の権限を抹消します。

  • デルタ航空の航空券およびサービスの販売
  • 他の航空会社の輸送に対するデルタ航空の認証プレート(または自動認証)の使用
  • デルタ航空の販売によるコミッション請求

その他のサポート

発券、再発券、払い戻し、またはVOIDためのGDS手順に関してサポートを必要とされる場合は、ご利用のGDSヘルプデスクにお問い合わせください。その他ご不明な点がありましたら、デルタ・セールスサポートまたはデルタ航空予約センターまでお問い合わせください。

 
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