払戻・交換発行・ボイドのガイドライン   

旅行会社によって発券されたデルタ航空プレート航空券の払い戻し、  交換発行またはVOIDについては、次のガイドラインに従ってください。


旅行会社がデルタ航空プレートで発券した航空券の払い戻し

  • 旅行会社は、自社で発券したデルタ航空の航空券に限って払い戻しが可能です。
  • 払い戻しは、それを受け取ることを認められた人物に対してのみ発行できます。
  • いずれの払い戻しも、航空券を購入された際のお支払方法と同じ手段で払い戻しする必要があります。
  • 旅行会社は、運賃要件を基に払い戻しが認められていることを確認する必要があります。
  • BSP清算の旅行会社は、BSPLinkを通じて払い戻し請求を行うことができます。

払い戻し可能な航空券

  • 国内線 - 完全に未使用の、および一部使用済みの*払い戻し可能な航空券は、最初に航空券を発券した旅行会社により、BSPの通常の払い戻し手続きに従って、最初の発券日から最長1年までは払い戻しができます。
  • 払い戻し可能な航空券で、米国50州内または米国50州、プエルトリコ、米国バージン諸島、カナダの間のみの旅程の場合、税金、料金、適用されるサーチャージも払い戻し可能です。

  • 国際線 - 完全に未使用の、および一部使用済みの*払い戻し可能な航空券は、最初に航空券を発券した旅行会社により、BSPの通常の払い戻し手続きに従って、最初の発券日から最長1年までは払い戻しができます。

  • 国際線の旅程で、払い戻し可能な運賃で購入した航空券が完全に未使用である場合には、 デルタ航空が全額払い戻しをします。
     
  • 有効期限を過ぎた航空券の払い戻しはできません。払い戻し申請は航空券の有効期間内に行ってください。

  • 払い戻し金額は次のように計算します。

    • 全区間未使用の航空券:運賃全額、支払い済みの税金、料金、サーチャージを全額払い戻します。

    • 一部使用済み航空券:旅行会社からデルタ航空に払い戻し申請をお送りください。デルタ航空は、運賃の残価および関連する税金、手数料を払い戻します。

* 一部使用済みの払戻し可能な航空券の払戻しを請求する場合、旅行会社は一部使用済みの航空券を正しく計算する責任を負います。一部使用済みの航空券が正しく計算されない場合、デビットメモが適用される場合があります。旅行会社は、デルタ航空に払い戻し請求書を送付して、払い戻しの計算と処理を行うこともできます。

払い戻し可能な運賃と払い戻し不可の運賃を組み合わせて発券された航空券

  • 国内線 - 米国50州内または米国50州、プエルトリコ、米国バージン諸島、カナダの間のみの旅程で、払い戻し可能な区間と払い戻し不可の区間がある場合、払い戻し可能な区間の運賃とそれに関連する税金を払い戻します。 デルタ航空は、払い戻し不可の運賃とその区間に関連する税金の払い戻しはできません

  • 国際線 - 国際線航空券の場合、払い戻し可能な運賃と払い戻し不可の運賃を組み合わせた航空券については、運賃の払い戻しはいたしません。ただし、日本発券の日本発着航空券の場合は、YQ/YR燃油サーチャージは払い戻し可能ですので、GDS上でオートリファンド処理をしてください。

払い戻し不可の航空券

  • 払い戻し不可の航空券には払い戻し金額はありませんが、適用される事務手数料をお支払いいただくことで、新たなご旅行のために再発券できる場合があります(運賃規定によります)。

    • 国内線  - 国内線区間のみの払い戻し不可の航空券は、発券国に関係なく、運賃、税金の払い戻しはいたしません。*米国50州内または米国50州、プエルトリコ、米国バージン諸島、カナダの間の旅程)

    • 国際線 – デルタ航空は、払い戻し不可*の航空券の運賃、税金、燃油サーチャージ(YQ/YR)*の払い戻しはいたしません。 

    • 法律で義務付けられている場合、または税金を誤って徴収した場合、証拠書類を添付し適切な期間内に払い戻し請求を提出することにより、デルタ航空は国際線の払い戻し不可の航空券の運賃、関連する税金、燃油サーチャージの払い戻しを行います。  

(*日本発券の日本発着航空券の場合は、YQ/YR燃油サーチャージは払い戻し可能ですので、GDS上でオートリファンド処理をしてください。)

例外:デルタ航空のスケジュール変更またはデルタ航空のフライトイレギュラーの場合、払い戻し不可の航空券の払い戻しができる場合があります。


注意①:有効期限が切れた航空券は、残余額があったとしても一切払い戻しはできません。  有効期限が切れた航空券は無効となります。

注意②:払い戻し不可の航空券は、チケット上に記載されているお客様が亡くなってしまった場合のみ払い戻しが許可されます。払い戻し希望理由として、ご本人やご家族が病気である旨の診断書を提出していただいても払い戻しを進めていただくことはできませんのでご了承ください。尚、チケット上に記載されているお客様が亡くなってしまった際の払い戻しに関しましては、RAN 申請をしていただき死亡診断書を添付していただけますようお願いいたします。搭乗者ご本人の死亡により払い戻しが行われる場合、旅行会社がデビットメモを受け取る場合に備えて払い戻しの証拠書類として、死亡証明書の複写を保管していただくようお願いします。

 


航空券の交換発行

旅行会社は、1枚の航空券の発行に対して、最大3枚の未使用の航空券または eクレジットを使用することができます。

  • 複数の未使用の航空券または eクレジットをご利用の場合、1枚の航空券に対して、未使用の航空券は1枚のみを使用することができます。
    • 例:未使用の航空券1枚とeクレジット2枚

BSPを通して報告を行う旅行会社は、払い戻し不可の国内線または国際線航空券を再発券する際に、残余額EMD-S証書を発行するために直接デルタ航空へご連絡いただく必要があります。

  • 航空券は譲渡することができません。 旅行会社は、他の旅行者の名前に航空券を譲渡/再発券することはできません。
  • デルタ航空が発行した残余額EMD-S証書は払い戻し不可であり、デルタ航空に限って有効です。

  • EMD-S証書は残余額から事務手数料を差し引いて発行されます。残余額が事務手数料に満たない場合、手数料の不足額を追加で請求する必要があります。

  • EMD-S残余額証書を譲渡したり、他の旅行者の名前で再発行することはできません。

  • 払い戻し可能な航空券を最初に発券した旅行会社は、新たな航空券を再発券することができ、残余額を最初のお支払い手段へ払い戻す処理を行うことができます。その他の情報については、航空券の運賃規定をご確認ください。

航空券のVOID

BSPを通した報告

BSPを通して報告を行う旅行会社は、手続きを取り消すことができるのは予約が行われた当日のみです。VOIDについての詳細は、BSPまたはご利用のGDSヘルプデスクにお問い合わせください。

交換発行のVOID

BSP清算の旅行会社は、BSPLinkを通じて交換発行のVOIDをすることはできません。交換発行のVOIDに関する詳細については、デルタ・セールスサポートまたはデルタ航空予約センターまでお問い合わせください。BSPLinkに関するご質問は、IATA(514 874 0202)までお電話でお問合せください。

払い戻しのVOID

BSP清算の旅行会社は、BSPLinkを通じて払い戻しをVOIDすることはできません。払い戻しのVOIDに関する詳細については、デルタ・セールスサポート またはデルタ航空予約センターまでお問い合わせください。BSPLinkに関するご質問は、IATA(514 874 0202)までお電話でお問い合わせください。

その他の情報

006から始まるデルタ航空のチケットストックで発券された航空券の払い戻し申請に関する詳細は、以下の該当する運送約款で確認できます。

運送約款:国際線

  • 払い戻し規則23

運送約款:米国

  • 航空会社都合による払い戻し22A

  • 搭乗者都合による払い戻し22B

運送約款:カナダ

  • 航空会社都合による払い戻し260

  • 搭乗者都合による払い戻し270

 

払い戻し状況のお問い合わせ先

払い戻し状況の確認は、 delta.com をご覧いただくか、800-847-0578までお電話ください。

また、郵送またはFAXにより、払戻し状況の確認や払戻し請求書の送付ができます。

住所およびFAX番号   

Delta Air Lines
Passenger Refunds
P.O. Box 20537
Atlanta, Georgia 30320

国際宅配便用住所:

Delta Air Lines
Passenger Refunds
700 S. Central Avenue
Hapeville, Georgia 30354

FAX番号
404-715-9256

 
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