スタンドアロンEMD(EMD-S)    更新済み 2022 10月 11日


EMD(Electronic Miscellaneous Document)とは 

EMD (Electronic Miscellaneous Document)は、オプションサービスを円滑に手続き履行するための業界標準の電子証票です。 これは、IATAのBSP加盟旅行会社が利用する従来のMCOやMPDに代わる手段でもあります。

EMDには、EMD-S(スタンドアロン型)とEMD-A(アソシエート型)の2種類があります。

EMD-A は、航空券のフライトクーポンと連動して発行されるものです。

EMD-S は、航空券のフライトクーポンとは連動せずに、単独のサービス/手数料として発行されるものです。

 


BSP加盟旅行会社向けデルタ航空EMD-S商品

BSP加盟の旅行会社は、以下のデルタ航空のサービスおよび手数料に対して、デルタ航空のEMD-Sのご利用が可能です:

  • 変更手数料
  • キャンセル手数料
  • 団体旅行の支払い
  • 差額払い戻し残高証書

GDSマスクへの自動入力が行われない場合、以下の手続きコードを使用してください:

変更手数料

キャンセル手数料

団体旅行の支払い

差額
払い戻し

コード992

コード995

コード997

コード996

  • デルタ航空がご利用のBSP地域にEMD-S商品を提供しGDSに対応している場合、旅行会社は、以下の手続きのEMD発行には所有のシステムを使用してください:
    • 変更手数料
    • キャンセル手数料
    • 団体旅行の支払い
    • 差額払い戻し(この手続きに対応しているGDSは以下の表をご覧ください)
  • これらの手続きに関してはデルタ航空にご連絡いただく必要はありません。
  • EMD-Sに対応している地域やGDSの場合でも、差額払い戻し不可の手続き1については、必ずデルタ航空までご連絡ください。

  • FareLogixおよびTravelSkyの場合は、今後通達があるまで、EMDを発行する場合は常にデルタ航空までご連絡ください

  • ARC営業所では現在、デルタ航空 EMD手続きにアクセスいただけません。

1 差額払い戻し不可=ダウングレード、運賃規定で認められている場合、契約上の取り決めがある場合などに発生します。

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差額払い戻しEMD-S

デルタ航空は、BSP加盟旅行会社からの差額払い戻しEMD-Sの手続きを実行します。

航空券の再発行により差額払い戻しが発生した場合は、再発行の処理プロセスにおいて、GDSが自動的に差額払い戻しEMD-S書類を処理します。 ご注意:GDSマスクへの自動入力が行われない場合、差額払い戻しEMD-Sの手続きコードは996となります。

注記: 旅行会社は、差額払い戻しEMD-Sの手続きについてサポートが必要な場合、各自のGDSヘルプデスクまたはBSPLinkのヘルプデスクにお問い合わせください。

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差額払い戻し不可のEMD-Sの場合 (EMD-RSVT)

通常、デルタ・セールスサポートまたは現地のデルタ・サポートオフィスに問い合わせている旅行会社は、引き続きこれらのサポート部署に連絡してEMD-RSVTの発行を請求してください。

欧州大陸およびアイルランドの旅行会社は、 自動再発券サービス(例:Amadeus Ticket Changerなど)ではなく、マニュアルで航空券を再発券する必要があります。この場合、 以下のEメールアドレスを使って現地サポートオフィスに問い合わせてください。EMD RSVTは、2〜3営業日(月〜金)以内に発行されます。

  • ベルギー、デンマーク、ドイツ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス:
    Eメール: trade.nl@airfrance-klm.email
  • チェコ共和国およびギリシャ:
    Eメールアドレス:afkl.b2t.pl@websupportklm.com
  • フランス:
    当該チームのネットワークにEメールを送付する/merci de contacter par mail en utilisant votre boite mail dédiée Team reseau

Eメールには、以下の情報を記載してください:

件名:DL EMD RSVTの発行リクエスト

  • 新規のPNR参照番号
  • 新規のチケット番号
  • 残余EMDの通貨および金額
  • 新たに発行するオリジナルチケットが、差額払戻可能であるか不可であるかを指定してください。
  • IATA番号
  • 旅行会社のEメールアドレス

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デルタ航空の連絡先

通常、グローバルセールスサポートに連絡されている旅行会社は、引き続き現地のデルタ・サポートオフィスまたはデルタ航空予約センターにご連絡ください。

デルタ航空に直接お問い合わせの際は、次の情報をご用意ください:

  • 航空券に記載のお客様の名前(または団体旅行支払い用の団体名)
  • 手続きの種類:

    • 変更手数料

    • キャンセル手数料

    • 団体旅行の支払い

    • 差額 - 払い戻し可能な運賃

    • 差額 - 払い戻し不可の運賃
  • 旅行会社のIATA番号
  • 徴収金額(米ドルでない場合はその通貨を入力)
  • クレジットカード番号および有効期限
  • 「Issued in connection with」欄に入力済みの航空券番号
  • 領収書/確認書を送信するEメールアドレス
  • 団体旅行支払い用の団体名

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ご質問

EMD-Sの 発行 についてのご質問は、各GDSのヘルプデスクまたはBSPLinkヘルプデスクまでお問い合わせください。

その他ご不明な点がありましたら、グローバルセールスサポートまたはデルタ航空予約センターまでお問い合わせください。

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EMD-Sとは何ですか?

Electronic Miscellaneous Document-Standalone(スタンドアロン型)のことです。 これは航空券のフライトクーポンとは連動せずに、単独のサービス/手数料として発行されるものです。     


GDSから変更手数料やキャンセル手数料についてデルタ航空のEMD-Sを発行する場合、デルタ航空の監査システムにはどの航空券の手数料が徴収されたか伝わりますか?              

はい。旅行会社はEMD画面の「Issued in Connection with」欄に入力する必要があります。
  これにより、すべての会計/監査システムが手続きを照合できるようになります。


これらの手続きに関して、旅行会社はデルタ航空へ電話をする必要がありますか

いいえ。 デルタ航空がご利用のBSP地域にEMD-S商品を提供している場合、旅行会社は変更手数料、キャンセル手数料、団体旅行の支払い、差額払い戻しについて、所有のシステムを使用して処理できます。  これらの手続きについては、デルタ航空にご連絡いただく必要はありません。 旅行会社は、差額払い戻し不可のEMD-Sを発行する際にサポートが必要な場合、デルタ航空に問い合わせる必要があります。


旅行会社およびお客様は、デルタ航空の手数料/サービスに対する支払いの領収書を受け取ることができますか?

はい。旅行会社またはお客様のEメールアドレスをお知らせいただければ、Eメールにて領収書を送付いたします。


デルタ航空の発券手続きのために、旅行会社がデルタ航空に提供する必要のある情報を教えてください。
  • 航空券に記載のお客様の名前(または団体旅行支払い用の団体名)

  • 手続きの種類:

    • 変更手数料

    • キャンセル手数料

    • 団体旅行の支払い

    • 差額 - 払い戻し可能な運賃

    • 差額 - 払い戻し不可の運賃
       
  • 旅行会社のIATA番号

  • 徴収金額(米ドルでない場合はその通貨を入力)

  • クレジットカード番号および有効期限

  • 「Issued in connection with」欄に入力済みの航空券番号
  • 領収書/確認書を送信するEメールアドレス

  • 団体旅行支払い用の団体名
 
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